2020-01-16

ルネサスMCUの高速フラッシュアーキテクチャにより、実コード実行中にOTAを用いたソフト更新が行えます。これにより、ソフトウェアのメンテナンス時間を短縮できます。

ビデオシナリオ

ヴォルフガング・ステンスルと申します。オートモーティブ事業部に所属しています。ここではOver-The-Air(無線)ソリューションをご紹介します。

自動車業界ではソフトウェアへの依存度が増加しており、自動車が稼働する限り、そのソフト全てを処理および維持し続ける必要があります。このためクルマにおいては、ソフトウェアを更新するための効率的な手段が必要です。ルネサスは、自動車の全稼働期間にわたって、堅牢かつ安全にソフトウェアを更新するMCUを提供します。

このデモは無線アップデート(OTA)のプロセスをご覧いただけます。現行コードを実行する傍らで、バックグラウンドで最新コードをダウンロードします。ダウンロード後、システムは安全かつ堅牢な方法で新しいバージョンに置き換えることができます。

この無線アップデートは、弊社のフラッシュアーキテクチャに基づいています。このデモは全てのメモリをアップデートのために使用することができます。またこのアーキテクチャはルネサスのMCU製品に実装されており、将来を見据えたスケーラブルなシステム構築が可能となります。