概要

説明

PROFINET IO デバイスチップ「TPS-1」は、「PROFINET」プロトコルとクラス最高のリアルタイム性能を実現する「PROFINET IRT」をサポートしています。さらに、「TPS-1」は、「PROFIBUS」などの従来のシリアル系産業用プロトコルをサポートしている既存の機器 を「PROFINET」対応させるハードルを下げるために、開発期間や工数を削減し、開発コストの削減するというコンセプト持った製品です。

ルネサスエレクトロニクスは、先進的で国際的なサプライヤのPhoenixContact社と、「TPS-1」に関するラインセス契約を締結しております。PhoenixContact社は、Siemens社とPhoenixContact Groupが共同開発したPROFINET IOデバイスチップ「TPS-1」の再販権を保有しており、当社に製造・販売に関するライセンス供与を行っております。

今回の契約締結によりルネサスは、「TPS-1」の製造および、当社が保有するグローバルな販売チャネルを通じ、世界各地の工場用装置メーカなどに「TPS-1」、およびスターターキットを販売でき、「PROFINET」準拠した装置の普及促進に貢献します。

特長

  • PROFINET IO Device Stack, CPU, RAM, Ether PHYをシングルチップに統合
  • 3ポートIRTスイッチ内蔵(優先レベル8段階設定可能)
  • パラレル, シリアルのホストCPUインタフェース
  • PROFINET バージョン2.3対応RT, IRTに対応 (コンフォーマンスクラスC)
  • PBGA, 15 mm x 15 mmSQ., 1 mm pitch
  • 必要基板面積: ~ 260 mm2
  • 低消費電力: ~ 800 mW

製品比較

アプリケーション

アプリケーション

  • 産業オートメーション
    • リモートI/O
    • 通信モジュール

ドキュメント

設計・開発

ソフトウェア/ツール

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ボード&キット

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