概要

GR-COTTONからメッセージを出してみます。

cotton-sp-KurumiWriter-hello


準備

GR-COTTON、USBケーブル(マイクロBタイプ)の2つを準備します。

GR-COTTONの裏面にある白いジャンパーが3V3、USB側にします。BATT側にある場合は引き抜いて、USB側に差し込んでください。

cotton-sp-prepare
cotton-sp-prepare

Hello World

GR-COTTONはUSBを使ってPCにメッセージを送ることができます。以下のサンプルはHello Worldを繰り返し表示するプログラムです。

Hello Worldの文字を変えてみましょう。


#include <arduino.h>

void setup() {
  Serial.begin(9600);
}
 
void loop() {
  Serial.println("Hello World");
  delay(500);
}

メッセージの表示方法

メッセージはシリアルモニターで表示します。

KurumiWriter、IDE for GRのそれぞれのクリック位置を図に示します。

(Kurumi Writer)

cotton-sp-KurumiWriter-hello

(IDE for GR)

Cotton シリアルvoid

GR-COTTON 特設 Hello World


温度をメッセージで送る。

GR-COTTONに搭載されたマイコンには温度センサーが内蔵されています。

この温度をメッセージで送るプログラムです。


#include <arduino.h>

void setup() {
  Serial.begin(9600);
}
 
void loop() {
  Serial.println(getTemperature(0));
  delay(500);
}

変数の値

スケッチで使う変数の値を表示してみます。

10進数、16進数、2進数をタブ区切りで表示するサンプルです。


#include <arduino.h>

void setup() {
  Serial.begin(9600);
}
  
void loop() {
  static int i = 0;
  Serial.print(i); // decimal
  Serial.print("\t"); // tab
  Serial.print(i, HEX); // hex
  Serial.print("\t"); // tab
  Serial.print(i, BIN); // binary
  Serial.println(); // line feed
  i++; 
  delay(100);
}