概要

人工知能（AI）用アクセラレータカードには、適切な電源とタイミングのソリューションが非常に重要です。 一般的に電流は50A以上、コア電源は1V未満で、マルチフェーズ電源に最適です。 AIアクセラレータカードは多数のチャンネルのPCIeインタフェースを利用するので、PCIeクロックジェネレータやクロックバッファが必要となります。 ルネサスは、AIアクセラレータカード向けに主要な電源とクロックのソリューションを提供します。 高効率な電源用ICはPCBスペースを節約し、消費電力がkWレベルの熱放射を軽減します。 高性能プログラマブルVersaClock® 7クロックジェネレータは、PCIe Gen 5/6スペクトラム拡散オフ（オン）、〜150fs RMS 12kHz～20MHzクロックジェネレータ整数、および4つのユニバーサル出力ペア（LVPECL、LVDS、HCSL、またはCMOS出力）をサポートします。 9QXL2001では20出力DB2000QL PCIeクロックバッファとなります。RC19xxAはPCIe Gen5/6に対応したファンアウトバッファで24出力までの製品をラインアップ。

このシステムのメリット：

  • コアおよび周辺機能向けの高性能電源
  • ASICまたはFPGAプラットフォーム向けのカスタマイズ可能なクロックツリーデザイン
Power and Timing System for AI Accelerator Card

アプリケーション

  • アクセラレータ（GPU、ASIC、人工知能）
  • マイクロプロセッサのコア、グラフィック、メモリ向けの電圧レギュレータ（VR）
  • サーバ、ネットワーク、クラウド向けの高密度電圧レギュレータ（VR）