PC分野からデジタル家電やAV機器、組み込み機器にも応用がますます広がるUSB。そのUSB技術を、ルネサス エレクトロニクス(旧NECエレクトロニクス)のUSB対応ICが支えています。規格策定から技術開発、市場開拓まで。USBの普及において中心的役割を果たしてきたルネサス エレクトロニクスの取り組みを、ご紹介します。

USBの歴史と当社実績

ルネサス エレクトロニクスは1996年より、USB関連の仕様策定団体である「USBインプリメンターズ・フォーラム」において、規格策定、技術開発など積極的な活動を展開してまいりました。2000年4月には世界で初めてUSB2.0に準拠したホスト・コントローラIC「µPD720100」を市場投入したほか、ハブ・コントローラICなどの製品拡充を図り、製品化したICすべてにUSB認証ロゴを積極的に取得することで、ユーザーの信頼を獲得してまいりました。その結果、2008年末には、ASSPのみの累計で1億6千万個を超えるUSB関連製品出荷を達成しました。

 

規格 仕様発行年月 ルネサス エレクトロニクスの実績
USB1.0 1996年1月 同年 12月 世界初のOHCI ホストコントローラ出荷
USB2.0 2000年4月 同年 4月 世界初のUSB2.0ホストコントローラ出荷
同年 6月 世界初のUSB2.0ハブコントローラ出荷
WUSB1.0 2005年5月 2007年 4月 世界初のWHCI ホストコントローラ出荷
USB3.0 2008年11月 2009年 6月 世界初のUSB3.0ホストコントローラ出荷開始
USB2.0からUSB3.0へ

 

今やUSBはあらゆるアプリケーションの必須インタフェースとなり、日々新しい製品が登場しています。しかし、情報量の増大、メディアの大容量化や高速メディアの台頭により、近い将来USBの性能がボトルネックになります。
USB3.0では新たに「SuperSpeed (5.0Gbps)」モードを追加し、今後5年以上の進化に耐えうる仕様としています。
今後は、ストレージや画像系のUSB製品からUSB3.0の採用が進み、USB2.0と同様にPCから搭載が一気に開始されると予想されます。

 

 

 

USB2.0からUSB3.0へ

 

USB3.0開発の基幹技術

ルネサス エレクトロニクスは、USB2.0対応ICの開発を経て、SWドライバや各種IP等のUSB2.0の基幹技術を確立してきました。また、コネクタや測定環境、認証まで、幅広いパートナー各社との連携を構築し、USBのトータルソリューションのための環境を整備しています。今後は、これらのパートナーシップを強化しながら、USB2.0で培った当社の豊富な技術資産を最大限に活用することで、USB3.0の基幹技術を含むトータルソリューション開発を、世界に先駆けて実現していきます。

USB3.0 トータル・ソリューション開発

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