DALI通信の特長

DALIの特長の一つは、全体が体系的に規格化されている点です。
下図DALIの規格一覧です。伝送路の基本は101、Control Gearは102、Control Deviceは103という形で構成されています。Control Deviceはルータ、スイッチ、人感センサなどが含まれ、Control Gearは照明灯具が含まれます。その上位に拡張規格(2xx)として機器に特化した規格が用意されています。様々な照明に関する機器を共通基盤の上で開発することができます。
オープン規格であるDALIは、機器を全て繋げ、全体として省エネ制御をする事が可能になります。
これまで異なるメーカの機器は、それぞれの機器間でしか制御ができませんでしたが、DALI規格であれば、相互に接続して同じ調光、調色の制御が可能です。
国際規格であるDALIを採用することで、ビルにおける省エネ効果を最大化することができます。
ルネサスは初めてDALIの規格化団体に加入した半導体メーカです。

 

DALI規格一覧

引用元:DALI- a working party of ZVEI

 

DALI規格一覧

DALIによるタスク・アンビエント照明の実現

タスク・アンビエントとは、机などの対象物(タスク)と床や廊下などの周辺(アンビエント)を照らす照明を分ける事を指しています。タスク・アンビエント照明は、タスク照明により、その場にいる人の好みに合わせた明るさを実現し、作業効率を向上できること、アンビエント照明は、部屋全体を明るくする必要がないため、従来よりも省エネルギーに出来る点が特徴です。さらに、人の感知をするセンサを用いて、無人フロアを消灯することで、さらなる省エネルギーを実現することができます。下図はDALIを用いたタスク・アンビエント照明の実現例です。
 本構成は、机などの対象物(タスク)と床や廊下などの周辺(アンビエント)を照らす照明が個別に制御可能なタスク・アンビエント照明になっています。各照明、センサ、スイッチはDALIにより接続され、集中管理の照明コントローラなどからも制御可能となっています。このように、DALIは必要な機器を全て結び、制御することができるため、タスク・アンビエント照明を容易に実現する事が出来ます。

 

DALIによるタスク・アンビエント照明の例

DALIによるタスク・アンビエント照明の例

ソリューション

LED照明電源ソリューション

LED照明評価向けに以下のハードウェアを用意し、お客様の開発製品にあった環境をご提供します。

DALI通信ソリューション

ルネサスのLED 照明ソリューションは、照明通信の国際標準規格DALI ed.2.0 に対応します。