DALI通信

DALIはIEC62386で規定されたオープンな照明用国際通信規格で す。通信は、マスタ(Control Device)とスレーブ(Control Gear)で 構成されています。DALI 規格では、Control Device1 台につき最 大64 個までのControl Gearを制御することができます。

 

DALI規格一覧

引用元:Digital Illumination Interface Alliance

 

DALI規格一覧

DALI の特長の一つは、全体が体系的に規格化されている点です。伝送路の基本は101、Control Gear は102、Control Deviceは103で構成されています。Control Device はルータ、スイッチ、人感センサ/ 照度センサなどが含まれ、Contol Gear は照明灯具が含まれます。その上位に個別機器に特化した規格(2xx,3xx)が用意されています。この構成により、共通の基盤で照明に関する機器を開発可能です。
二つ目の特長は、オープン規格であることです。異なるメーカの機器でも接続し、調光と調色が可能です。そのため、照明を一元管理して省エネ制御を実現することができます。 DALI を採用することで、ビルにおける省エネ効果を最大化することができます。

DALI-2への進化

現在、DALI はDALI-2と呼ばれる新しい規格に進化しています。 DALI-2では照明へのニーズに合わせて新しいアプリケーションの定義、機能追加、互換性向上が盛り込まれています。そして、規格準拠には公式テストの実施が必要になってきています。
ルネサスは初めてDALI の規格化団体に加入した半導体メーカとして、最新の規格動向に沿った、テスト済みのプロトコルスタックを含むソリューションを提供しています。

DALIによるタスク・アンビエント照明の実現

タスク・アンビエントとは、机などの対象物(タスク)と床や廊下などの周辺(アンビエント)を照らす照明を分けることを指しています。タスク・アンビエント照明は、人に合わせた調光調色により、作業効率を高められること、個別に必要な調光を行うことで従来よりも省エネが実現できることが特長です。
さらに、人感センサを用いた自動消灯、照度センサを用いた外光を加味した照明制御で、さらなる省エネの実現が可能です。 下図はタスク・アンビエント照明をDALIで実現した例です。

 

DALIによるタスク・アンビエント照明の例

DALIによるタスク・アンビエント照明の例

本構成は、机などの対象物(タスク)と床や廊下などの周辺(アンビエント)を照らす照明が個別に制御可能なタスク・アンビエント照明になっています。各照明、センサ、スイッチはDALIにより接続され、集中管理の照明コントローラなどからも制御可能となっています。 このように、DALI は必要な機器をすべて結び、制御することができるため、タスク・アンビエント照明を容易に実現することができます。

ソリューション

LED 照明評価環境

LED照明評価向けに以下のハードウェアを用意し、お客様の開発製品にあった環境をご提供します。

ソフトウェア開発環境
(DALIプロトコルスタック)

ルネサスのLED 照明ソリューションは、照明通信の国際標準規格DALI ed.2.0 に対応します。