R-IN32M4-CL3は、CC-link IE TSNに対応可能で通信LSIです。R-INエンジンの技術に加えギガビット対応のイーサネットPHYを搭載する事でワンチップで最新のTSNの通信が実現できます。
イーサネット通信 LSI「R-IN32M4-CL3」は、CC-Link IE TSNのネットワークへの対応を可能とするため機器間の時刻同期精度100万分の1秒以下の、超高速・高精度なモーション制御を実現可能とします。これにより、ユーザはアプリケーション機器における超高速・高精度なモーション制御を実現できるため、ACサーボ、アクチュエータ、ビジョン・センサなど、より高速な応答制御が求められるアプリケーション機器や、ネットワーク通信で多用されるリモートI/OなどのTSN対応が加速します。
また、R-INシリーズの特徴であるR-INエンジンを搭載しておりイーサネット通信に重要な「高速リアルタイム応答」「高精度通信制御(低ジッター通信)」を実現できます。
特長
- 機器間の時刻同期精度± 1µs以下(CC-Link IE TSN Class B 対応)
- 2ポートGbE 対応 PHY、CPU、RAM(1.3MB)をワンチップで実現
- R-INエンジンによるマルチプロトコル対応を継承
- 小型パッケージとPHY 用レギュレータ内蔵により実装面積の低減
- 低消費電力(対 R-IN32M3-CL2で 35%低減)
アプリケーション
- FA機器全般
- Remote I/O
- 各種センサー
- 電磁弁
- モータ類のネットワーク部