画像
Tran Van Toan
Tran Van Toan
Staff Product Marketing Specialist

創造的なアイデアがひらめいた時、誰しもそれをできるだけすぐに試したいと思うことでしょう。そしてフィージビリティスタディで試作段階に来たら、より短時間での市場投入を目指し、開発者は可能な限りすばやく試作したいと思うはずです。組み込み業界や例えばRX MCUにまだなじみがない場合、手始めに基本的な機能を備えた手ごろな価格のプラットフォームを使って学んでみたい思うかもしれません。このようなニーズにピッタリな選択肢として、Target Board for RX familyをご紹介します。

まず初めに、Target Board for RX familyはルネサスの32ビット MCUである RXファミリ向けのエントリモデルのボードシリーズで、低消費電力エントリラインのRX100シリーズ、性能と消費電力のバランスに優れたRX200シリーズ、そして高速・高性能のRX600シリーズと広く対応しています。お気づきの方もいると思いますが、これらボードのデザインコンセプトは共通であるため、どれか一つのキットに精通すれば、そこで得た知識や開発物は別のキットに対してもほとんど、あるいはまったく時間をかけずに応用することが可能となります。このTarget Boardシリーズのデザインコンセプトは、非常にシンプルかつおなじみのMinimum Viable Product (MVP)です。つまり最も必要なハードウエアだけをボードに搭載し、ユーザがそれぞれの独創的なアイデア形にできるような拡張性のあるオプションを提供しています。

ではTarget Board for RX671を例として、Target Boardのハードウエア構成を見ていきましょう。ボードの心臓部分となるのは各RX MCUで、この例では業界最高レベルのRXv3コア搭載した最新の高性能RX600シリーズのRX671です。基本機能をこのMCUの回りに配置し、スイッチ、LED、外部電源や電力計測のためのヘッダを搭載、シンプルな構成を保ちつつMCU評価のために必要な基本機能を備えたものとなっています。ボードの側面にはMCU信号ピンにアクセスできる2つのスルーホールを備え、ボードの右端には機能拡張のためのPmod™コネクタを一つ搭載しています。これらの拡張オプションにより、ユーザはどんな革新的なアイデアでも自由にボードに実装することができます。そして最後に、このボードはオンボードE2-Liteエミュレータを搭載しているので、デバッグやMCUへのソフトウエアの書き込みのためにスタンドアロンのエミュレータを別途コストをかけて用意する必要がなく、必要なのはボードとホストPCとを接続するためのUSBケーブルだけです。

画像
Target Board for RX Family

さて、RX MCUになじみのない方にとっては、このボードを使ってどのようにプロジェクト開発を始めればよいか不安に思われるかもしれません。そこで私たちは、評価プロセスの概略を知っていただけるよう、LED点滅プロジェクトという簡単なサンプルプログラム用意しました。ここで我々のIDEについて、ダウンロードやインストールから始めて長々とつまらない説明をすることもできますが、それよりも、下記の動画を見ていただくほうがより直感的にご理解いただけると思います。さらに詳細なガイダンスも動画内のQRコードのリンクから参照できますので、必要に応じご利用ください。率直に言って、私たちのIDEである e2 studioは、ソフトウエア開発に向けたさらに多くの素晴らしい機能を持っていますので、RXファミリ ソフトウェア&ツール コース にアクセスしていただければ、すぐに学習を始めていただくことが可能です。

ここまで読んでくれた方なら、動画を楽しんでいただけたのではないかと思います。さあこれでオリジナルアイデアをTarget Boardで試してみる準備が整いました。どうぞ楽しんでください。

この記事をシェアする

Log in or register to post comments

ビデオ&トレーニング

Getting Started With Target Board for RX Family

この記事をシェアする