IH調理器を設計するうえで、最高効率の電力変換と、急速加熱・集中加熱、操作の簡便性、高信頼性などの差別化機能を実現することが重要です。
システムの心臓部であるIGBTコントローラがインテリジェントなIH素子制御を行い、高効率で高信頼性、かつ必要な機能を統合したソリューションを提供します。これにより設計サイクルを簡略化して量産までの期間を短縮し、市場投入が速く、コスト競争力のある製品を生み出すことができます。
2100WのシングルプレートIH調理器に、IGBTのコントローラとドライバのワンチップソリューションであるASSP「iW248」を搭載し、高効率・高信頼性を実現しました。 10W刻みで電力を調整できるフレキシブルな設計で、煮込み料理も可能です。 静電容量式タッチセンサユニット(CTSU)は、水に濡れても正しく感知する、堅牢な静電容量式タッチを実現します。さらに 3つの負温度係数抵抗(NTC)を使用した過熱検出機能を搭載しています。
このシステムのメリット:
ルネサスは数多くの新しいウィニングコンビネーションを提供します。 これらの高度なデザインはルネサスの組み込みシステム用デバイス、アナログ、電源、コネクティビティ製品等の幅広い製品ポートフォリオを活用して構成しています。 設計検証済である為、お客様の設計の加速、製品開発サイクルの短縮に貢献するとともに、製品市場投入におけるリスクの軽減をサポートします。