概要

Description

最新世代の自動車は、新しい電気/電子 (E/E) アーキテクチャを利用して、車両のコンピュータをドメインネットワークに接続します。このドメインは、専用ドメイン制御ユニットによって管理されます。このソリューションは、さまざまな物理ネットワーク、そしてドメイン制御、本体、車台、ゲートウェイアプリ用専用電源回路に対応することにより、ドメイン制御ユニットを開発するためのリファレンスデザインを提供します。

このシステムのメリット:

  • RH850/U2A に統合された高性能 CPU が、ドメイン内および他のエンジン制御ユニット (ECU) との通信を管理
  • ギガビットイーサネット、高速シリアルインターフェース、16ch CAN-FD/24ch LIN/UART、FlexRay、SENT などの各種ネットワークインターフェースに対応
  • コンパクトで低ノイズの設計と高効率を実現し、幅広い電源範囲と高温動作をサポートする整流型降圧レギュレータと LDO
  • アプリケーションとドライバによる開発期間の短縮

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ビデオ&トレーニング

車載コネクテッドゲートウェイ

ルネサスのデジタル・アナログデバイスとCETITEC社製通信スタックをもって、素早いプロトタイピングを可能にするターンキープラットフォームがご覧になれます。

ビデオシナリオ

アダム・コーベルと申します。テクニカルカスタマーエンゲージメント統括部 コネクテッドゲートウェイ課に所属しています。

市場を取り巻く背景について私どもは、自動車メーカのビジョンのひとつに、コネクテッドカーへの進化を推進することが挙げられる、と認識しています。弊社のデバイス製品は、まさにコネクテッドカーに最適です。現在、データ帯域幅の飛躍的な増大や、サービス指向のアーキテクチャ構築が課題になっていると認識しています。

そこでこの度、弊社のパートナ「CETITEC」と一緒に「Vehicle Computer 2」という評価プラットフォームを開発しました。このプラットフォームは、RH850/F1K MCU、最大40k DMIPSの性能を実現するR-Car SoC H3に加え、アナログには高速スイッチ、タイミングIC、パワーマネージメントICと、全てをルネサス製デバイスで構成されています。

素早いプロトタイプ構築、評価、データロギングに使用できます。また、CAN FD、LIN、FlexRay、MOST、PCIe、イーサネットなど車載通信インターフェースを提供します。リアルタイム通信を確保するためには、様々なIEEE 802.1イーサネットTSNプロトコルを提供します。

弊社はこのように完結した評価プラットフォームと通信スタック(CETITEC社と連携)を提供できる、初の半導体サプライヤです。このVehicle Computer 2プラットフォームは、高いコンピューティング性能と低消費電力を、最高のレベルで両立させています。

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Winning Combinations

ウィニング・コンビネーション

ルネサスは数多くの新しいウィニングコンビネーションを提供します。 これらの高度なデザインはルネサスの組み込みシステム用デバイス、アナログ、電源、コネクティビティ製品等の幅広い製品ポートフォリオを活用して構成しています。 設計検証済である為、お客様の設計の加速、製品開発サイクルの短縮に貢献するとともに、製品市場投入におけるリスクの軽減をサポートします。

もっとウィニング・コンビネーションを見てみましょう