アプリケーション

自動運転と先進運転支援システム(ADAS)

19世紀に誕生して以来、自動車は長い道のりを歩んできました。80年代終わり、GPSを用いたナビゲーションシステムが、史上初の半導体を用いた運転支援ツールとして注目を浴びました。また、今日の殆どの自動車にはアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)や横滑り防止装置(ESP)といった電子制御による安全機能も導入され、ドライバーや乗客の安全性に大きく貢献しています。そして現在、いよいよ60年代からの夢であった自動運転車の実現が目前となりつつあります。

画像
Self-Driving Car

アプリケーション一覧

画像
Smart Camera & Lidar

スマートカメラ、LiDAR

スマートカメラは、NCAP(注)向け安全システムをはじめとしたADAS(Advanced Driver Assistance System:先進運転支援システム)や自動運転向けに画像を用いたセンシングのためのカメラです。LiDARは、高精度な認識機能を持ち合わせており、自動運転には欠かせないセンサーです。

画像
Parking & Surround View

自動駐車システムとサラウンドビュー

「サラウンドビュー」とは、トップビュー、リアビュー、パノラマビュー等の様々な角度からの映像を映し出す車載カメラシステムのことで、車体外部の映像をドライバーに見やすく変換することによって、駐車時の操作をアシストします。 また、危険を即座に検出してドライバーに通知します。

画像
Autonomous Driving

自動運転

ADAS(Advanced Driver Assistance System:先進運転支援システム)の究極の目標は、ドライバーの快適性と安全性です。また自動運転は、ドライバーの退屈な運転操作の解放、そして、ヒューマンエラーによって引き起こされることが多い交通事故による、死亡や怪我のリスクの削減を可能とします。

画像
Driver & Occupant Monitoring Systems

ドライバー(乗員)モニターシステム

Driver Monitoring System (DMS:ドライバー監視システム) とOccupant Monitoring System (OMS:乗員監視システム) は、自動運転を実現する上で重要な機能です。DMS は、Euro -NCAPのロードマップ 2025 に盛り込まれており、自動車メーカーにとって本機能は大変重要となっています。

先進運転支援システム(ADAS)から自動運転へ

自動運転は自動車メーカーや消費者にとって最終目標といってもよいでしょう。また、自動運転と共通の技術も多い、先進運転支援システム(ADAS)もまた自動運転に先立ちその普及が進んでいます。

画像
ADAS to AD

ADASの目標は、何よりドライバーの安全な運転を支援することですが、(この安全とは、ドライバー自身はもちろん、他の自動車や歩行者も含めています。)ADASはそれだけでなく、ドライバーの運転時の快適さの向上、さらには燃費や環境性能の向上にも貢献できるものです。

ルネサスは数十年に渡り、車載向け半導体において世界のトップクラスのサプライヤーとして世界中の自動車産業に実績と信頼を重ねてきました。今後、自動車業界において、ADASおよび自動運転重点な成長分野でありルネサスの重点分野でもあります。

それぞれのアプリケーションは、車の前方、周囲の状況を認識するセンシング機能や、センシング結果から緊急ブレーキをかける、または、自車位置を算出し経路を算出し自動運転するなどの高度な計算能力を持ったSoCが必要とされる一方、車載システムに許される消費電力の実現が必要となっています。

Renesas autonomyTM

ルネサスは、ADASおよび自動運転向けに向けて、オープン、革新的そして信頼性を実現する開発プラットフォーム"Renesas autonomy"を発表しました。

画像
Renesas autonomy

オープンプラットフォーム

“Renesas autonomy”が目指すものはオープンです。ルネサスとルネサスのパートナーが提供するエコシステムを利用して、お客様自身がを製品開発から市場投入までの時間を大幅に短縮しながら、独自な差別化のあるアプリケーションを開発することができます。

画像
Renesas autonomy Ecosystem

革新的なプラットフォーム

“Renesas autonomy”が提供する革新的なプラットフォームはお客様のニーズにあった最適なソリューションを実現する性能と電力の両立を実現するアクセラレータ群です。

画像
Renesas autonomy Processor Cores

ルネサスが提供するSoCに搭載されるアクセラレータは、アプリケーション向けに柔軟性の高い、プログラマブルなものです。高度に最適化されたアクセラレータは、低消費電力で最高のパフォーマンスを実現し、例えば、物体を検出・分類するために用いられるアルゴリズムや、注目の高いディープニューラルネットワーク(深層学習)にも対応できるものです。

ADASおよび自動運転において機能安全は特に重要なものと言えるでしょう。ルネサスは、すでに2008年に最初の安全機能をPシリーズのMCUに実装しており、自動車の機能安全に関するコンセプトを含む国際規格であるISO 26262の認証を受けています。 ルネサスの高性能SoCであるR-Carファミリーへもこれらノウハウを導入し、機能安全に対応したものとなっています。

画像
Functional Safety Features

信頼できるプラットフォーム

ルネサスはR-Car SoCおよびRH850 MCUを中心に自動車市場で高い信頼と実績を得ています。ルネサスのロードマップは、エントリー向け製品からプレミアムモデルまで幅広く提供しています。またこれらは構築した現在の技術を将来にわたり再利用することを可能としています。

ルネサスは、自動車市場における主要な半導体サプライヤーで、2015年には約10億個のSoCとMCUを供給しています。「品質第一」の理念に違わず、ルネサス製品は自動車業界にける世界最高の品質と評価されています。

ADASおよび自動運転にむけて

Renesas autonomyは、オープンで、革新的で信頼のおけるADASおよび自動運転向けのプラットフォームです。Renesas autonomyは、「お客様こそが運転の未来をつくる。You decide what the future of driving will look like」を実現するものです。

スタータキット&ソリューションキット

実績あるルネサスのR-Car SoC、RH850マイコンを活用し、手軽に先進運転支援システム(ADAS)、自動運転(AD)の開発を開始することができるキットをご提供

descriptionドキュメント

タイトル language 分類 形式 サイズ 日付
アプリケーションノート、ホワイトペーパー
クルマの安全性向上がADASの技術革新をけん引 English, 简体中文 ホワイトペーパー PDF 372 KB