2023年 ダイバーシティ推進月間

ルネサスでは、多様性(ダイバーシティ)や異なる価値観を尊重し合い、皆が活躍できるインクルーシブな職場環境の構築とカルチャーの醸成に積極的に取り組んでいます。10月の「ダイバーシティ推進月間」では、職場における無意識の偏見やジェンダーステレオタイプ、仕事と私生活におけるウェルビーイングとメンタルヘルスなどのトピックスを取り上げた3つのイベントを開催しました。
今後も、世界中の従業員と共にダイバーシティとイノベーションに基づいたカルチャーを推進していきます。

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2023 Diversity Awareness Month

2023年 プライド月間

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Celebrating Pride Month 2023
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International Women’s Day 2023 quote - CHRO

「6月の「プライド月間」に寄せて、職場でのインクルージョン(受容)の重要性を改めて共有したいと思います。互いを受け入れ、尊重し、インクルーシブな職場環境を作ることは、みなさん一人ひとりが最大限に能力を発揮するために不可欠な要素です。インクルーシブな職場環境の整備はルネサスにとって重要なテーマです。ご自身でどのように貢献できるかを考える機会としてみてください。 まずは、ご自身のアンコンシャス・バイアスと向き合い、同僚とのコミュニケーションを意識して変えることから始めてみることをお勧めします。」

CHRO Julie Pope


2023年の「プライド月間」の取り組みの一環として、インクルーシブな職場環境についてのパネルセッションを開催しました。イベントのモデレーターを務めたSamantha Rennison(Sr. Cyber Security Engineer、従業員リソースグループ「ルネサスプライド」メンバー)は、「インクルージョンとは、『自分はこのコミュニティの一員だ』という帰属意識を誰もが自然と持ち、共に働く仲間とのつながりを感じられるかどうかということだと思います。」と述べます。イベントでは他にも、「無意識の偏見」を克服し、一人ひとりが最大限に能力を発揮できる環境づくりのためにできることについてディスカッションが行われました。
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2023 Pride Month

2023年 国際女性デー

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International Women’s Day 2023 quote
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International Women’s Day 2023 quote - CEO

「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン (DE&I) の推進は、ルネサスの持続的成長に不可欠な要素であると考えています。多様化する地域社会や顧客のニーズを理解することで、より価値あるサービスや製品を提供し続けることができます。
世界で国や社会の分断・分裂が続く今こそ、DE&Iを体現することで、創造性を発揮し、イノベーションを生み出していきましょう。」

CEO 柴田 英利


「DE&Iはルネサスの未来をつくるうえでも重要なテーマです。そのために、従業員が貢献に対して評価され、リスペクトされ、成果を出すために必要な機会が与えられるような職場環境を作ることに取り組んでいます。
2023年は、採用を通じて女性従業員を増やすとともに、皆さん一人ひとりが能力を発揮して活躍できるよう人材育成も推進します。また、各組織のリーダーが、メンバの多様性を尊重し、適切なサポートをできるような取組みも強化したいと思います。」

CHRO Julie Pope

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International Women’s Day 2023 quote - CHRO

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2023 International Women's Day
2023年の「国際女性デー」では、世界各国の従業員を招いてパネルセッションを開催しました。
さまざまなトピックの中でも、個人の多様性を尊重し、キャリアにおける成長のために必要なサポートやリソースを提供することの重要性について特に重点を置いて議論が行われました。

2022年 ダイバーシティ推進月間

ダイバーシティ(多様性)はルネサスの企業文化の基盤です。私たちは、「違い」は強みであり、持続的成長のために不可欠な要素であると考えます。

今年で二度目の開催となった10月の「ダイバーシティ推進月間」では、多様性について対話や理解を深める機会として様々なイベントをグローバルに開催しました。その一環として、Equality Institute の創設者兼CEOであるBernadette Smith (バーナデット スミス) 氏を迎え、アライシップ(社会的に不利な立場にいる人や少数派コミュニティを理解・支援し、味方となること)により真にインクルーシブな職場環境をつくるためにできることについてお話いただきました。「Voices Carry, Inclusion Matters」と題した本講演では、私たち誰もが持つ無意識の偏見と思い込みがもたらす影響について学びを得ると共に、「ARCメソッド(相手のことを知るために質問し、答えを尊重し、相手との繋がりを深めること)」を用いて互いを支援することの大切さについて理解を深めました。


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Bernadette Smith

「多くの人が、「自分と違う人たち」と関わることに少なからず不安や恐れを感じるのではないでしょうか。そんなときは、ぜひ「ARCメソッド([Ask] 相手のことを知るために質問し、[Respect] 相手の答えを尊重し、[Connect] 違いを超えて繋がりを深める)」を使ってみていただきたいと思います。」

Bernadette Smith (Equality Instituteの創設者兼CEO)

2022年 プライド月間

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Pride Month 2022


ルネサスでは、2022年のプライド月間に寄せて、ワークプレイスインクルージョンの専門家でInclusion Senseiの創立者でもある金 由梨さんを講師として招き、すべての社員を対象としたLGBTQ+セミナーを開催しました。セミナーでは、職場におけるさまざまなジェンダーの受け入れとLGBTQ+の従業員の社会的地位について、金さんにお話いただきました。「インクルーシブな職場とカルチャーを構築するには」をテーマとした講義とインタラクティブなディスカッションにより、LGBTQ+コミュニティが直面する課題や変化について社内での理解を深めることができました。また、公平な職場づくりにはそれぞれ何ができるのかについて考える良い機会となりました。


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Yuli Kim

「LGBTQ+を含むインクルーシブな職場づくりに取り組むには、教育が大切です。それは社員すべての心理的安全性と帰属意識を生み出すことであり、一人ひとりが職場で能力を最大限に発揮するために不可欠な条件です。」

金 由梨(インクルージョン・センセイ創設者)

2022年 国際女性デー

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IWD 2022

「3月8日は国際女性デーです。この日をお祝いするとともに、ルネサスの多様な人材がイノベーションの源泉となっていることをみなさんと改めて認識したいと思います。多様性を尊重することで、ルネサスはチームとしてより強くなれるはずです。今後も多様な人材が活躍できるインクルーシブ (包括的) な組織となるよう取り組んでいきます。」

CEO 柴田 英利


ルネサスでは、国際女性デーを含めDE&Iの推進活動を積極的に行っています。今後より多くの人材開発およびネットワーキングの機会をグローバルに提供するために、新しく従業員リソースグループ、「Women in Technology」を立ち上げました。

特集:2021年 ダイバーシティ(多様性)推進月間

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ダイバーシティ推進月間

ルネサスでは、多様性を取り入れ、従業員の個性を尊重することは、チーム力の向上に繋がると考えます。2021年10月には、一ケ月間を「ダイバーシティ推進月間」と名付け、DE&Iに関する様々なイベントをグローバルに開催しました。社外取締役Selena Loh LaCroix(セレナ ロウ ラクロア)による基調講演や地域別のラウンドテーブルセッション、多様性を職場で実践するためのトレーニングプログラム、インターナショナルフード月間などのイベントの開催や、多様なバックグラウンドを持つ従業員のインタビュー・ブログ記事などを配信しました。

詳細はこちら

ダイバーシティ推進月間(Diversity Awareness Month)によせて(2021年10月)

2021年10月に、世界各地のルネサスの事業所でDiversity Awareness Monthを開催します。Diversity Awareness Monthは、日々忙しく業務にあたられているみなさんに、改めてダイバーシティについて考え、周囲との対話を通じて理解を深めてもらうことを目的としています。

今年の春にDiversity Promotion Group (DPG)を立ち上げました。そのリーダーやメンバー、そしてHRを中心に、さまざまなイベントや情報発信が企画されています。例えば、当社の社外取締役Selena LaCroixのスピーチや、地域ごとのラウンドテーブルの開催、ダイバーシティ・トレーニング、世界各地の多様なバックグラウンドをもつ従業員へのインタビュー・ブログ記事の発信を予定しています。

私自身が思い描く「多様性 (Diversity) と包摂性 (Inclusion) に富む組織」とは、社員のみなさん一人ひとりが、性別や人種、年齢、性的指向、宗教、障害の有無などの違いによって不利益を被ることなく、安心して仕事に取り組むことができる組織です。

私たち全員が、同じ土台に立って、公正 (Equity) に仕事ができ、切磋琢磨できる環境を整えることができるよう取り組んでいきます。これまで、当社はDiversity&Inclusion (D&I) という言葉を使ってきました。今後は、公正性 (Equity) も加え、Diversity, Equity & Inclusion (DE&I) として、DPGとともに積極的に推進していきます。

今回のDiversity Awareness Monthが、みなさんがDE&Iについて考え、理解や対話が促進される機会となることを期待しています。色々なイベントや情報発信を活用し、楽しみながら、ルネサスをより一層多様で安全な組織にしていきましょう!

CEO 柴田 英利

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ダイバーシティ推進月間

プライド月間によせて(2021年6月)

6月は世界各地でプライド月間 (Pride Month)です。Pride Monthとは、LGBTQ+の権利や文化、コミュニティについて啓発する活動月間です。この機会に、ルネサスのCEOとして、みなさんと、特にLGBTQ+コミュニティの当事者やそのアライ(味方)に向け、メッセージを送ります。

ルネサスでは、Diversity & Inclusionの推進に向け、取り組みを強化しています。性的指向および性自認を含む多様性を肯定し、サポートすることが、私たち一人ひとりがありのままで、安心して働ける職場環境につながります。また、当事者でなくても、アライ(味方)であることを公言することにより、当事者を否定せず、多様性を認めることができます。

LGBTQ+コミュニティへの敬意を表し、すでにいくつかの取り組みを実行しています。例えば、2021年4月末には、当社の行動規範を改定し、人権ポリシーのなかで「性的指向、性自認」への差別・差別的言動を行わないことを明記しました。また、2021年6月1日に、ビジネスの力で、婚姻の平等を後押ししようというキャンペーン、Business for Marriage Equality (BME)への賛同を表明しました。

今後も、ルネサスグループの従業員として、より働きやすく、世界に誇れる職場環境を整備できるような活動を進めましょう!

CEO 柴田 英利

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Business for Marriage Equality

国際女性デーによせて(2021年3月8日)

ルネサスには、多彩なバックグラウンドを持つ、才能と情熱に溢れた5,000名もの女性が国内外で働いています。ルネサスのCEOとしてこの日を祝うと共に、この機会を通じて、ルネサスで働くすべての女性にメッセージを送りたいと思います。

2020年、ルネサスは半導体産業のグローバルなエコシステムの確立を推進するグローバルな業界団体であるGlobal Semiconductor Allianceに加盟しました。加盟企業としての最初の取り組みの一つとして、私はWomen's Leadership Initiativeに賛同し、半導体業界における女性の採用、雇用維持、昇進の促進に向けて尽力することを表明しました。ルネサスにおいても多くの女性が活躍できるよう、グループ全体で女性の活躍推進に向けた取り組みを一層強化していきます。

また、ジェンダーだけでなく、人種、性的指向、年齢、宗教、障害の有無にかかわらず、互いの個性と人権を尊重し、相互理解に努めることは、行動規範にも定めているルネサスの大切な価値感のひとつです。変化の早い現代においては、多様性に富んだ組織、チームであることは、イノベーションやルネサスの新たな価値を生み出す源泉となります。今後は、これまで以上に、多様性についての理解や対話が促進されるような活動を進めていきます。

CEO 柴田 英利

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Happy International Women's Day 2021!

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