2020年11月5日

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(日本・東京、以下ルネサス)とGlobal Semiconductor Alliance(米国・カリフォルニア州サンノゼ)は、半導体業界が着実な成長が見込まれつつも、未曽有の年となる中、Global Semiconductor Alliance(GSA)が、ルネサスの社長兼CEOである柴田英利を理事会のボードメンバに迎えたことを発表します。

 GSAのCEOであるJodi Sheltonは次のように述べています。「GSAは、半導体産業の代弁者として、社会的、経済的にポジティブな影響を与えるため、リーダー達が協力して技術を進歩させるための中立的なプラットフォームを提供しています。私たちボードメンバのビジョンや献身、熱意により、GSAは世界中の企業を代表する強力で影響力のある団体となっています。私たちは、新たに柴田氏をボードメンバとして迎えたことを嬉しく思うと共に、業界の発展に貢献してくれることを期待しています。」

 ルネサスのCEOである柴田英利は次のように述べています。「半導体は、私たちが今日使用しているほぼ全てのインテリジェントな機器を動かすために不可欠な技術です。私はGSAのボードメンバに加わり、変化と競争の激しい市場で成功するために、GSAの業界リーダー達と共にグローバルなコラボレーションに取り組み、革新的なソリューションの開発に対してルネサスの経験と知識を活かせることを誇りに思います。」

 GSAは、世界の半導体エコシステムの収益性と持続可能性を向上させ、世界経済をより良くすることを目標として、IoT、産業、インフラ、自動車分野に注力する半導体業界のグローバルリーダーであるルネサスを、ボードメンバに迎え入れました。

 柴田は、ルネサスに在籍して以来、事業の変革をリードしています。米国の半導体企業であるインターシルとIDT(Integrated Device Technology)の買収を主導し、ルネサスを組み込みソリューションにおけるグローバルリーダーの地位に押し上げました。また、柴田は、プライベートエクイティインベスタとして、多くのプライベートエクイティファンドでも成功を収めており、ルネサスにおいてすでに実証しているように、その専門知識と経験は、GSAの理事会にとって非常に貴重なものとなります。

 Advanced Micro Devices,Inc.(AMD)の社長兼CEOであるDr.Lisa Suを議長とするGSAの理事会には、世界のトップ半導体、テクノロジー企業約30社の役員が参加しています。

以 上

ルネサスエレクトロニクスについて

ルネサスエレクトロニクス株式会社(TSE:6723)は、人々が安心・安全に暮らせる社会を実現するために、あらゆるモノとモノをつなぎインテリジェント化することを通して、組み込み機器に進化をもたらしています。そして、無限の未来をカタチづくるために、自動車、産業、インフラ、IoT分野に対して、世界的に高いシェアを誇るマイコンに加え、アナログ&パワーデバイス、SoCなどの各種半導体と幅広いソリューションを提供していきます。ルネサスの詳細は、www.renesas.comをご覧ください。SNSのフォローはこちらからLinkedIn, Facebook, Twitter, YouTube

GSAについて

GSAは、半導体、ソフトウェア、ソリューション、システム、サービスを含む、効率的で収益性が高く、持続可能な半導体およびハイテク業界のグローバル・エコシステムを確立するための「リーダーが集う場所」です。GSAは、25カ国以上の国と250社の企業会員(100社の公開会社を含む)を擁する業界をリードする組織であり、グローバルな経営者が同業他社、パートナ企業、顧客と連携し、業界の成長を加速させ、投資や知的資産に対するリターンを最大化するための革新的なコラボレーションのための独自の中立的なプラットフォームを提供しています。グローバルなメンバは、最もエキサイティングな新興企業から、業界の有力者や技術リーダーまで、多岐にわたっています。GSAの会員企業の収益は、4,500億ドル以上の半導体産業の70%を占めており、成長を続けています。SNSのフォローはこちらからLinkedInFacebookInstagramTwitterYouTube


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