電気自動車やハイブリッド車のHVACシステムに適した、LINインタフェース対応センサシグナルコンディショナ「ZSSC4132」を発売

~圧力センサ用アナログフロントエンドを搭載し、HVACに最適な精度と、優れたコスト効率を実現~

2020年07月09日

ルネサス エレクトロニクス株式会社

 

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO: 柴田 英利、以下ルネサス)は、このたび、車載用通信プロトコルLIN v.2.2aに準拠する圧力センサ用センサシグナルコンディショナ「ZSSC4132」を発売しました。このセンサシグナルコンディショナ(SSC)は、バッテリ寿命が重要となるプラグインハイブリッド車(PHEV)、バッテリ電気自動車(BEV)、そして燃料電池電気自動車(FCEV)の空調制御システム(HVAC)向けに最適な性能と、高いコスト効率を実現し、柔軟な設計を可能にします。

 ZSSC4132は、ほとんどの抵抗ブリッジ型圧力センサに合わせた設定が可能で、LIN通信PHYを1チップに集積したため実装面積が小さく、さらに自動車用信頼性試験AEC-Q100のグレード0(-40℃~+150℃)を取得しています。本ZSSC4132は、スペースとコストに制約のある、エンドオブライン(EOL)キャリブレーションを必要とする小型の車載センサモジュールに最適です。ZSSC4132は、4mm角の24ピンQFNパッケージで、参考価格は10,000個一括購入時に1.38米ドル/個(税別)からです。ZSSC4132用の評価キットも用意しており、参考価格は185米ドル/個(税別)からです。

 ルネサスの車載アナログ(センサ)事業部のVice PresidentであるChristian Wolfは次のように述べています。「HVACは、バッテリ駆動のEVでは重要な意味を持つことから、OEMは、コストに関する厳しい制約の範囲内で、性能を維持しながら、効率的なシステム構成にする方法を模索しています。ZSSC4132は、LINに準拠していることから、ミッドレンジからハイエンドまでのEVやHEV向けに、コスト効率の高いHAVCシステムを容易に開発することが可能になります。」

 

ZSSC4132の主な特長

ZSSC4132は、アナログフロントエンド(AFE)機能と、ノイズを大幅に抑えて圧力・温度計測の精度を高めるデジタルキャリブレーション機能を搭載しています。外付けの部品を削減できるため、BOM(部品表)点数を抑えることができます。また、ZSSC4132独自のデジタルキャリブレーション機能により、キャリブレーションの手間を削減できるため、開発コストの低減に貢献します。

 

その他の特長は次の通りです。

  • LINv2.2a準拠。LIN v1.3、v2.0、v2.1との下位互換性あり
  • 差動ブリッジセンサ入力により、温度-40℃~+150℃の間で、±0.5%フルスケールの精度で出力が可能
  • 12~14ビットのアナログ・デジタル(A/DC)分解能
  • LINバスのスレーブノードポジション検知機能により、SSCはユニークIDをデバイスに割当可能
  • 過電圧および逆極性保護機能
  • 電磁両立性(EMC)
  • 複数の診断機能

 

センサシグナルコンディショナZSSC4132の詳細は、こちらをご覧ください。

https://www.idt.com/zssc4132をご覧ください。

以 上

 

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