ルネサスのネットワーク検索エンジンとザイリンクスのFPGAパケットプロセッサが相互接続可能なプラットフォームを開発

~IoT/M2M展および組込みシステム開発技術展にデモを出展~

2015年04月27日

ルネサス エレクトロニクス株式会社

 

 ルネサスエレクトロニクス株式会社(代表取締役会長兼CEO:作田 久男、以下ルネサス)は、 ハードウェア処理による検索を可能とするネットワーク検索エンジンと、ザイリンクス社(Xilinx,Inc、所在地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州  サンノゼ、President & CEO: Moshe Gavrielov、以下ザイリンクス)のFPGAベースのパケットプロセッサを相互接続した設計プラットフォームを開発し、IoT/M2M展および組込 みシステム開発技術展にデモを出展します。この設計プラットフォームは、ザイリンクスとのコラボレーションにより実現しました。無数のセンサやデバイスが接続されるIoTネットワークに対して、本プラットフォームはアプリケーションの識別やアクセス制御リスト等の分類を約100万通り搭載しながら、 200Gbps(ギガビーピーエス)のパケット処理が可能です。本プラットフォームの利用により、ハードウェア設計とソフトウェア設計の開発環境の利便性が向上するため、ネットワークカードの開発期間の短縮が可能となり、ネットワークアプリケーションの早期開発を実現します。

 

 ルネサスのSシリーズネットワーク検索エンジン「R8A20686BG」は、高速シリアライザー・デシリアライザーのインターラーケン・ルックアサイド規格 に準じてデュアルポートで通信を行うことで、FPGA側は複数スレッドのコンフィギュアラブルな検索テーブルを参照することが可能となります。ルネサスの 検索技術は、10年以上の実績をもつTCAM(Ternary Content Addressable Memory)にもとづいており、ソフトウェアを必要としないデターミニスティックな安定した処理性能とスケーラビリティを兼ね備えています。

 ザイリンクスの「SDNet®」開発環境は、FPGA上にフレキシブルにプログラミング可能なパケットプロセッサを構築可能であり、独立した複数のスレッドがそれぞれ1Gbpsから100Gbps超まで対応することでスケーラブルな処理能力を有します。このパケットプロセッサが、大量のパケットのヘッダおよびペイロード処理を可能にします。

 

 「Network Functions Virtualization(NFV) によるソリューションの登場により、サービスを提供しながらパケット処理をフレキシブルに変更できるザイリンクスのパケットプロセッサと、ルネサスのネッ トワーク検索エンジンというハードウェアによるルックアップテーブルのデータベース処理を組み合わせることで、IoTのトラフィック処理をするネットワーク機器の設定をよりシンプルにし、使いやすくすることができます」と、ザイリンクスのWired and Data Center CommunicationsのVice PresidentであるHemant Dhulla氏は述べています。

 

 この新しいリファレンス設計プラットフォームは、ザイリンクスのもつフレキシブルな設計開発環境「SDNet」ベースでFPGA上に構成されるネットワークプロセッサと、ルネサスのもつネットワーク検索エンジンを組み合わせることにより、ユーザは機器設計の容易化と市場投入スピードの加速を実現します。ルネサスは今後も、IoT社会の実現のためにネットワークアプリケーション機器向けソリューションを提供してまいります。

 

 ルネサスは、2015年5月13日~15日に東京ビッグサイトで開催されるJapan IT Week内のIoT/M2M展および組込みシステム開発技術展に出展し、本製品を用いたデモンストレーションをはじめ、「一歩先の世界へ」をテーマにIoT向けソリューションを紹介する予定です。

ルネサスのSシリーズネットワークサーチエンジンの詳細情報はこちらを参照してください。

http://www.renesas.com/products/memory/nse/index.jsp

 

以 上

 

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