省エネ性能、環境性能に優れた製品で、持続可能な社会の実現に貢献します。

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執行役員常務 環境担当役員

野崎 雅彦

近年の産業界では、IoTやAIを用いた製造業の革命(Industry 4.0やSociety 5.0)や2020年から5Gサービスに代表される機器の高機能化が進み、身近なあらゆる機器がネットワーク接続され、遠隔監視、制御技術による機能の飛躍的な向上が期待されております。当社のソリューションも、自動運転技術、エネルギーマネジメントシステム、産業オートメーションなどの分野において、お客様にベストプラクティスを提供できるよう、多くの半導体製品を開発、提供しております。

ルネサスエレクトロニクスグループは、お客様の要求に応え、これらの半導体製品やソリューションをタイムリーに提供することで、豊かな社会の実現に貢献しています。そして、これらの半導体製品は、性能だけでなく設計段階から廃棄までのライフサイクルを通じて、内外各種法令を遵守し、地球環境への影響に配慮した、お客様に安心して使用していただけるものです。

一方、半導体製品の製造過程においても、塵埃を極限まで排除するクリーンルームで微細な素子を形成するハイテク機器を使用するため大量のエネルギーを消費します。さらに、多くの化学物質も導入しており、生産活動における環境負荷は決して少なくありません。このため、当社グループ工場は、AIによる製造装置の効率化、異常の低減などスマートファクトリー化を目指し、従来よりも優れた省エネ生産プロセスの積極的な導入や、材料使用効率の改善、環境への影響を出さない除害設備の設置を行っています。また、工場からの排出物も法令よりもさらに厳しい自主基準を設け、地域環境の維持、管理に努めています。

ルネサスエレクトロニクスグループは、お客様に喜ばれる高品質で環境に優しい製品をクリーンで高効率なものづくりの現場で、これからも供給してまいります。そして、当社グループの半導体製品によってもたらされるあらゆる産業分野での技術的進化は、そのまま持続可能な社会の実現に寄与するものと確信しております。

本レポートは、当社グループとしての取り組みと今後の展望についてまとめたものです。製品開発から、製造、販売、お客様でのご使用と廃棄にいたる過程における全ての環境活動の成果と目標を掲載しております。その内容をご理解いただくとともに、本レポートを通して皆様との対話が生まれ、よりよい環境活動に結びつけば幸いです。

会社概要

会社名
ルネサス エレクトロニクス株式会社(Renesas Electronics Corporation)
本社
〒135-0061 東京都江東区豊洲三丁目2番24号(豊洲フォレシア)
資本金
22,213百万円
会社設立日
2002年11月1日(営業開始日 2010年4月1日)
事業内容
各種半導体に関する研究、開発、設計、製造、販売およびサービス
従業員数
18,958名(連結 2019年12月末)
代表取締役
代表取締役会長 鶴丸 哲哉
代表取締役社長兼CEO 柴田 英利
上場証券取引所
東京証券取引所市場第一部 (証券コード:6723)

編集方針

本レポートは、従業員をはじめお客様、地域社会の皆様、お取引先の皆様、株主・投資家の皆様など、当社グループの事業に関係する多くのステークホルダーの皆様に当社グループの環境に関する考え方と具体的な取り組みをわかりやすくご報告し、皆様との双方向のコミュニケーションを図っていくことを目的としています。

 

参考にしたガイドライン

  • 環境省発行「環境報告ガイドライン2012年版」
  • 環境省発行「環境会計ガイドライン2005年版」
  • (財)日本規格協会「ISO26000:2010 社会的責任に関する手引」

 

報告対象範囲

本レポートの対象範囲は、「ルネサス エレクトロニクスグループ」国内4社(含むルネサス エレクトロニクス)、海外4社のグループ会社です。

※2018年12月末日時点

 

報告対象期間

2018年1月1日~2018年12月31日を中心に、同期間後の活動内容も含んでいます。

 

発行

2019年7月(次回発行:2020年7月予定)