概要

説明

トピックス
QE for current consumptionは、RL78史上最高の処理性能を持つ RL78/G24(新製品)に対応しています。

QE for Current Consumptionは、E2エミュレータを使用した消費電流チューニングソリューションツールです。これまで低消費電力化のデバッグは、消費電流とプログラムの関係が把握できないため、プログラムの修正や評価を何度も繰り返す必要がありました。以下の3つの特長を組み合わせることで、消費電流のチューニング作業期間を削減することができます。

本製品は、統合開発環境e² studio、CS+(CS+ for CCのみ)に標準で組み込まれています。

特長

  • お手軽測定: E2エミュレータだけで電流測定
  • 逃さずキャッチ: 異常電流を検出しプログラムを停止
  • 素早く特定: プログラムと電流の関係を見える化
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リリース情報

QE for Current Consumption (Note)

  • CS+ for CC: V6.01.00 (リリース: 2018/01/22) 以降に同梱
  • e² studio: V6.2.0 (リリース: 2018/01/22) 以降に同梱

Note

RL78のみ対応の場合、以下Ver.以降に同梱

  • CS+ for CC: V6.00 (リリース: 2017/07/20)
  • e² studio: V6.0.0 (リリース: 2017/08/08)

ターゲットデバイス

ドキュメント

消費電流チューニングソリューション

 

 

詳細情報

機能

お手軽測定: E2エミュレータだけで電流測定

測定器の準備不要。ボードの改造不要。ユーザシステムにE2エミュレータを接続するだけで、システム全体の消費電流をお手軽に測定することができます。

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お手軽測定: E2エミュレータだけで電流測定

逃さずキャッチ: 異常電流を検出しプログラムを停止

電流の異常増加や、たまにしか発生しない事象に対して、指定した各種トリガ条件を検出してプログラムを停止することができます。トリガ条件としては、電流値や時間での指定が可能です。この機能により異常電流を逃さず捉えて原因の絞り込みができます。

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逃さずキャッチ: 異常電流を検出しプログラムを停止

素早く特定: プログラムと電流の関係を見える化

プログラムに通過ポイントを設定することにより、プログラム動作と消費電流の変化の関係を見える化します。通過ポイントはブレークポイント感覚でプログラムの任意の位置に複数指定できます。この機能により電流増加の原因を特定することができます。

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素早く特定: プログラムと電流の関係を見える化

ターゲットデバイス