概要

説明

M32C/80、M16C/80、M16C/60シリーズ対応モニタプログラム。マイコンに本モニタプログラムを書き込んでデバッガと通信することにより、ユーザープログラムのデバッグを可能にします。

特長

  • デバッガとの通信にはRS-232を使います。
  • デバッガ起動前に、フラッシュプログラマ(例:M16C Flash Starter)を使用して本モニタプログラムをマイコンに書き込む必要があります。
  • M32C/80、M16C/80、M16C/60シリーズ対応
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ターゲットデバイス

ダウンロード

追加詳細

システム構成

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システム構成

ご準備いただくもの

  • シリアルポートを持つPC
  • 通信ケーブル
  • ターゲットボード、電源
  • フラッシュプログラマ(モニタプログラムの書き込みに使用します。)
  • モニタプログラム
  • デバッガ

* モニタプログラム、デバッガは、本ページ "ドキュメント&ダウンロード" からダウンロードいただけます。

動作環境

ご使用になるデバッガによって、動作環境が異なります。

M16C R8C FoUSB/UARTデバッガ(High-performance Embedded Workshop版)、
M32C FoUSB/UARTデバッガ(High-performance Embedded Workshop版)

MCU チャネル RxD (受信) TxD (送信)* 
M16C/62A, 62M 1 P6_6/RxD1 P6_7/TxD1 * TxD端子に5kΩ程度のプルアップ抵抗を接続してください。
M16C/80 1 P6_6/RxD1 P6_7/TxD1
M32C/83 1 P6_6/RxD1 P6_7/TxD1

M16C R8C FoUSB/UARTデバッガ(KD30版)、M32C UARTデバッガ(KD308版)、
M32C FoUSB/UARTデバッガ(KD3083版)

項目 説明
PC本体 DX4 100MHz/Pentium II 75MHz以上を搭載したIBM PC/AT互換機
OS Windows XP, Windows 2000, Windows ME, Windows 98SE(98), Windows 95
メモリ 16MB以上
インタフェース 9ピンD-SUBシリアルインタフェース

デバッグ手順

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デバッグ手順

デバッグ時の通信ポート

モニタプログラムとデバッガとの通信には、マイコンのシリアルポートを使用します。以下に、モニタプログラムが使用するシリアルポートを示します。

MCU チャネル RxD (受信) TxD (送信)
* TxD端子に5kΩ程度のプルアップ抵抗を接続してください。
M16C/62A, 62M 1 P6_6/RxD1 P6_7/TxD1
M16C/80 1 P6_6/RxD1 P6_7/TxD1
M32C/83 1 P6_6/RxD1 P6_7/TxD1

ルネサスが提供するモニタプログラムは、ルネサス標準シリアル入出力モード2(シリアル書き込みモード )対応のフラッシュプログラマと同じシリアルポートを使用します。そのため、標準シリアル入出力モード2対応フラッシュプログラマの参考回路を用いれば、 モニタプログラムのマイコンへの書き込みから、デバッグまでの環境を簡単に構築できます。
ルネサスでは、標準シリアル入出力モード2 対応のフラッシュプログラマとして、M16C Flash Starterを提供しています。

デバッグ時のメモリマップ

M16C/62A, M16C/62Mグループ

例:M30624FGA(ROM:256KB、RAM:20KB)

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M16C/62A, M16C/62M Group Debugging Memory Map

M16C/80グループ

例:M30800FC(ROM:128KB、RAM:10KB)

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M16C/80 Group Debugging Memory Map

M32C/83グループ

例:M30833FJ(ROM:512KB、RAM:31KB)

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M16C/83 Group Debugging Memory Map

バージョンアップ情報

デバッガ(High-performance Embedded Workshop版 / KD版

《今後のバージョンアップは、High-performance Embedded Workshop版デバッガのみ予定しております》

※対象製品M32C M16C UART モニタプログラム | M32C M16C UART モニタデバッガライブラリ | R8C UART モニタプログラム

High-performance Embedded Workshop版

[最新バージョン]

  • リリース日 : 2007年7月1日
  • ソフトウェア名
    • M16C R8C FoUSB/UART デバッガ
    • M32C FoUSB/UART デバッガ
  • バージョン : V.1.03 Release 00
  • 変更点/新機能
    • High-performance Embedded Workshop V.4.03.00 添付
    • [接続解除]機能サポート
    • 逆アセンブリ表示での命令フォーマット指定子表示機能追加
    • ビットフィールドメンバへの代入機能
    • その他各種改善

[最新バージョンへの更新方法]
アップデートプログラムをダウンロードして実行してください。

[インストール 方法]
High-performance Embedded Workshop版デバッガは、各エミュレータ/モニタデバッガ製品には同梱されていません。「ドキュメント&ダウンロード」からインストールしてご使用くだ さい。本エミュレータデバッガをインストールすると、High-performance Embedded Workshop環境に本エミュレータデバッガの機能が追加されます。

KD版

[最新バージョン]

リリース日 ソフトウェア名 バージョン
2004年6月9日 KD30
(M16C R8C FoUSB/UART デバッガ)
Ver.4.10 Release1
2004年8月25日 KD3083
(M32C FoUSB/UART デバッガ)
Ver.3.30 Release 1
1999年5月28日 KD308*
(M32C UARTデバッガ)
Ver.1.00 Release 1

*M32C M16C UART モニタプログラム専用のM16C/80用デバッガです。High-performance Embedded Workshop版のリリースは予定しておりません。

[最新バージョンへの更新方法]
アップデートプログラムをダウンロードして実行してください。

ターゲットデバイス

ご使用になるMCUによって、デバッガが異なります。なお、High-performance Embedded Workshop版のデバッガは、KD30/KD3083版の後継デバッガです。今後のバージョンアップは、High-performance Embedded Workshop版のみを予定しています。

M16C R8C FoUSB/UARTデバッガ(High-performance Embedded Workshop版)または
M16C R8C FoUSB/UARTデバッガ(KD30版) 対応MCU

ファミリ シリーズ グループ 型名
PC本体 DX4 100MHz/Pentium II 75MHz以上を搭載したIBM PC/AT互換機
OS Windows XP, Windows 2000, Windows ME, Windows 98SE(98), Windows 95
メモリ 16MB以上
インタフェース 9ピンD-SUBシリアルインタフェース

M32C FoUSB/UARTデバッガ(High-performance Embedded Workshop版 )または
M32C FoUSB/UARTデバッガ(KD3083版) 対応MCU

ファミリ シリーズ グループ 型名
M16C M32C/80 M32C/83 M3033FJFP/GP M30835FJGP

M32C UARTデバッガ(KD308版) 対応MCU

ファミリ シリーズ グループ 型名
M16C M16C/80 M16C/80 M30800FCFP/GP M30802FCGP