Renesas Flash Programmer (Programming GUI)

技術サポート

Renesas Flash Programmerは評価版ソフトウェアとして、無償でダウンロード公開していますが、 テクニカルサポート 窓口へお問合せいただいても、お答えできない場合がございます。
技術サポートが必要な場合は、弊社営業または特約店経由でソフトウエア ライセンスの購入をご検討ください。

重要:Renesas Flash Programmer V2ライセンス 販売終了のご案内
2022年5月の最終オーダ受付をもちまして V2ライセンス販売を終了しました。 新規ライセンス購入をご希望の場合 後継品 Renesas Flash Programmer V3 の導入をご検討ください。V2 技術サポートもV3ライセンスのもとで対応いたします。

 

機能(補足事項)

SEGGER社製 J-Linkを使用したシリアル通信
Renesas Flash Programmerを SEGGER社製 J-Linkの特定のモデルと使用することで、RAファミリMCUのブートモード機能とのシリアル通信を行うことができます。これには特定のハードウェアおよびファームウェアが必要で、古い J-Linkのモデルはサポートしていませんのでご注意ください。Renesas Flash Programmerを正常に動作させるために、J-Linkユニットのファームウェアをアップデートが必要な場合があります。さらに、この機能を動作させるためにはターゲットMCUへの適切なデバッグ接続(MD、TX、RX信号の接続)が必要です。


  • 1. 対象ハードウェアバージョン
    シリアル通信をサポートする J-Linkのハードウェアを示します。
    • J-Link-OB-S124
    • J-Link-OB-RA4M2
    • J-Link BASE V10
    • J-Link PLUS V10
    • J-Link ULTRA+ V4
    • J-Link PRO V4
    • J-Link WiFi V1
    • J-Trace PRO V2 Cortex-M
    • J-Trace PRO V2 Cortex
    • Flasher Compact v5.0

     

    • 上記モデルの上位バージョン(例:表に記載されているのがV10で、現在のハードウェアバージョンがV11である場合)も使用可能です。
      下位バージョンは使用できません。
      • この表に記載されていないモデルは、シリアル通信をサポートしていない可能性があります。
      • Renesas Flash Programmerは、J-Linkユニットを介したUSB通信のみをサポートしています。EthernetやWi-Fi通信はサポートしていません。
      • Renesas Flash Programmerを J-Linkと使用する場合、選択できる通信速度は9600 bps または 115200 bpsです。ただし、実際の最大通信速度は、使用している J-Linkモデルによって異なります。

  • 2. 推奨ファームウェア
    現時点では、J-Link v7.64d (2022-05-03)以降のファームウェアを推奨しています。 ファームウェアのアップデートは、SEGGER社が下記Webサイトでリリースしている J-Link Software and Documentation Packの一部として提供されています。
    https://www.segger.com/downloads/jlink/ このパッケージに含まれている JLinkConfigユーティリティを使用することで、J-Linkにインストールされているファームウェアをチェックし、必要に応じてアップデートすることができます。

  • 3. ターゲットMCUへの適切なデバッグ接続
    一部の古いRAファミリ評価ボードではこのような接続ができませんので、ご注意ください。
画像
ターゲットMCUへの適切なデバッグ接続(MD、TX、RX信号の接続)