マスタアクチュエータユニットはHVACシステムの頭脳です。スレーブアクチュエータユニットのすべての機能を果たし、次のような他の機能を含みます:

  • 屋内センサユニット、屋外センサユニット、スレーブアクチュエータユニットからの全てのセンサデータ収集
  • IPゲートウェイがマスタアクチュエータに導入されていたら、または別に導入されていたら、追加の天候情報がインターネットから収集できます(オートマチックホームやビルHVACシステム向けのIPゲートウェイ参照)
  • アルゴリズムまたは最新の組み込み人工知能(AI)技術を使って、流れの方向(入出力)、温度など各スレーブアクチュエータユニットのセットポイント計算/決定
  • 各スレーブアクチュエータとマスター自身にセットポイント提供
  • Bluetooth®またはWebインタフェースでもミラー化できる、システム全体のローカル(グラフィカル)GUI
  • リアルタイムクロック(RTC)と、日時・休日などによって異なる動作モードのセンサ/アクチュエータユニットへの配信

システムの観点から、マスタとスレーブアクチュエータは同じハードウェアとソフトウェアを持つことができます。この場合、マスターは特定のデバイスというよりもある役割で、別のスレーブアクチュエータが元のマスターに障害が発生した場合のためにマスターの役割を引き継ぐことができるので、単一障害点を表しません。ただし、システムあたり、1度にひとつのマスターだけしかありません。

このシステムのメリット​

  • RX23W MCUはBluetooth 5 Mesh通信を可能にする
  • マスタアクチュエータは、外部から実現できない場合、HTTPSまたはMQTTのような安全な通信メカニズムを使って、イントラネット/インターネットへの統合型ゲートウェイを持つことができます(ただし、その必要はない)( オートマチックホームやビルHVACシステム向けのIPゲートウェイ参照)。このような場合、次の技術のひとつまたは複数が利用可能です:
    • Wi-Fi(IEEE 802.11対応)、ThreadまたはZigbee(IEEE 802.15.4対応)、イーサネット(IEEE 802.3対応)、LTE-M/-NB(地理的領域と利用可能プロバイダーによる)、またはLoRaWAN

注記: 電源は通常、ファン/HVACに主電源が必要です(230Vacまたは110Vac、またはビル管理システムから24Vdcなど)。

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