2022年7月29日

ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:柴田 英利、以下、ルネサス)は、現人事統括部長のJulie Pope(ジュリー・ポープ)が、2022年9月1日付で、執行役員兼CHRO(Chief Human Resources Officer、最高人材責任者)に就任することをお知らせします。Julie Popeは、ルネサス発足来初めてのCHROとなります。

Julie Popeは執行役員 兼 CHROとして、ルネサスのグローバルな人事部門を管掌します。具体的には、人材の採用活動やマネジメント、Renesas Cultureの推進、報酬と福利厚生、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)、人事関連業務を統括します。Julie Popeのリーダーシップのもと、ルネサスのグローバル化と効率化を進め、従業員にとって魅力的な職場作りを目指していきます。

Dialog Semiconductor Plcで人事担当のSenior Vice Presidentを担っていたJulie Popeは、同社の買収完了に伴い、2021年8月にルネサスに加わりました。複数の国際的大企業で、人事のプロフェッショナルとして約30年にわたり活躍し、企業の収益性や成長の源泉となる、組織の効率化・活性化について豊富な知見を得てきました。

人事統括部長のJulie Popeは次のように述べています。

「ルネサスが成功するためには、従業員の力と私たちのカルチャー(Renesas Culture)が欠かせません。ルネサス初のCHROとして、従業員が働き甲斐を感じる職場環境の構築を引き続き進められることは、大変光栄です。優秀で多様なチームを作り、キャリア形成の機会を従業員に提供することで、グローバルの半導体市場において、成長を続けていきます。」

Julie Popeの略歴については、以下をご参照ください。

Julie Pope(ジュリー・ポープ) 略歴

Julie Popeは、ルネサスによるDialog Semiconductor Plcの買収に伴い、2021年8月にルネサスグループに加わりました。Julie Popeは、人事戦略のプロフェッショナルとして、人員計画、報酬と福利厚生、マネジメント、M&A、国際的な人材獲得などの分野において、世界各国で豊富な経験を有しています。

Julie Popeは、アクチュアリーとして、The Wyatt CompanyとKPMGでキャリアをスタートしました。1998年にはIBM Corporationに入社し、ニューヨークやパリで様々な人事関連の職に従事しました。2003年にはAmerican Express Companyに入社し、ニューヨーク、シドニー、ロンドンで人事関連職を担いました。

2017年5月には、Julie PopeはDialog Semiconductor Plcに人事担当のSenior Vice Presidentとして入社し、Dialogがルネサスに買収されるまで同職に就いていました。

Julie Pope は、アメリカ・テキサス州ボーモントのラマー大学で数学と心理学の学位を取得しています。また、米国アクチュアリー会のアソシエイトです。

以上

この記事をシェアする