ルネサスのプログラマブル水晶発振器(XO)は究極の柔軟性、短いリードタイム用に設計され、初期開発の労力を最小に抑えます。 XOファミリは低ジッタークロックソースを提供し、一般的なRMS位相ジッター120fsまで、プログラム可能な周波数2.1GHzまでを特長とし、さまざまな性能レベル、出力タイプ、安定性、入力電圧、パッケージ、ピン構成、温度グレードに対応します。

ルネサスの水晶オシレータは、さまざまな周波数、性能レベル、出力タイプ、安定性、入力電圧、パッケージ、ピン配置、温度グレードで提供されています。 以下のフォームを使用して、特定のニーズに合わせてデバイスを設定してください。

Submit by Part Number

Users who wish to submit a request and generate a datasheet addendum based on a part number, may do so here. The part number must be a valid and already existing part number. If the part number being requested does not yet exist, then users will need to fill out the General Configuration Form in order to create it. An entry here will override the selections in the General Configuration. Leave this field blank to use the selections.

一般構成と新規周波数のリクエスト

Jitter (typical) Typical jitter performance, integrated over the 12 kHz to 20 MHz range.

パッケージ Device package defined by nominal width and length dimensions.

OE Position Determines the physical position of the output Enable/Disable (E/D) pin.

Voltage Power supply voltage for the crystal oscillator.

Fsel Frequency (Mhz) Output Type
Configuration 1 低い

Frequency (MHz)

Frequency (MHz)
Group 1
Group 2
Group 3
Group 4
Group 5

Output Type

The output signal type.
Configuration 2 浮動小数点数
Frequency (MHz)
Group 1
Group 2
Group 3
Group 4
Group 5
The output signal type.
Configuration 3 高い
Frequency (MHz)
Group 1
Group 2
Group 3
Group 4
Group 5
The output signal type.

Duplicated from Config 1 by default, select another value to change.

Freq (MHz) The fixed output frequency in MHz.

Min:0.016
Max:1500

Output Type The output signal type.

Stability Total stability of the device, expressed in parts-per-million.

Temperature Determines the temperature grade of the device.

ProXOフィールドプログラマブルクロック発振器

XT/XP/XFファミリのデバイスなどルネサスProXOシリーズはデータセンター、光および有線通信ネットワーク、超低ノイズで安定した正確なクロックソースを要求する産業レベルのデバイス向けに設計されています。 一般的な位相ジッタのrms値は12kHz~20MHzの帯域幅で120fsです。 このデバイスは出力周波数が15MHz~2100MHzと広く、パッケージサイズは最小で2.0mm x 2.5mmまでお選びいただけます。

XP/XFファミリは-40 °C~+85 °Cで±25ppm、-40 °C~+105 °Cで±50ppmと、周波数安定性にも優れています。 より高い安定性をお求めのお客様には、TCXO内蔵のXTファミリをお勧めします。XTファミリは -40 °C~+85 °C、±3ppmの周波数安定性を提供します。 短いリードタイム、低ノイズ、広い周波数範囲、広い温度レンジでの安定性のほか、お客様の設計をXT/XF/XPデバイスに組み入れるためのエンジニアリング作業はほとんどなく、他の技術よりも優れたチョイスです。

高性能クロック発振器XL、XA(車載用)、XU

ルネサスのXL、XA(AEC-Q200に準拠)、XU水晶発振器は、HCMOS、LVPECL、LVDS、HCSLの各出力形式に対応します。XU、XL/XAファミリの位相ジッターのRMS値はそれぞれ300fsと750fsです(12kHz~20MHzにおける標準値)。また、周波数偏差については±20ppm、±25ppm、±50ppm、±100ppmのオプションがあります。さらに、16kHz~1.5GHzの任意の周波数に対応する製品を短納期で提供することが可能です。ピン配置とパッケージとしては業界標準の仕様に対応しています。パッケージのサイズは3.2×2.5mm、5×3.2mm、7×5mmです。この製品ファミリでは、あらゆる設計要件を満たすことができるだけの性能、価格、納期を実現しています。代表的な用途としては、ネットワーク、視覚システム、インフォテインメント、通信、データI/O、ストレージ、サーバなどがあります。

低ノイズ、低電力の水晶発振器

ルネサスの水晶発振器は、標準的な水晶発振器と同じく5×7mmの実装面積を実現しています。また、位相ノイズに過敏なアプリケーションでリファレンスクロックとして使用できるだけの位相ノイズ性能を達成しています。このような低位相ノイズのリファレンスクロックを生成できれば、伝送距離を延ばしたり、データ伝送路のビットエラー率や変換エラーを削減したりすることが可能になります。代表的な用途としては、無線通信インフラとベースバンド処理ユニット、高速SerDes用のクロック(SRIO 1.3/2.1など)、PCI Express® Gen1/2/3、イーサネットインタフェース(Gigabit Ethernet、XAUI、10Gbps Ethernet)、SDH/SONETアプリケーションの光インタフェース(OC-12、OC- 48、OC-192)、計測アプリケーションで使われるDAC/ADCデバイスの駆動などがあります。

水晶発振器ICを選択する際に検討すべき項目

水晶発振器ICの場合、フットプリントは標準化される傾向にあります。しかし、水晶発振器ICにはそれ以外にもさまざまな性能や機能があります。主な項目としては以下のようなものが挙げられます。

  • 出力形式: 水晶発振回路で使われる信号出力の形式です。ルネサスはCML、HCMOS、LVCMOS、HCSL、LVDS、LVPECLをサポートしています。
  • 出力周波数範囲: 出力周波数の範囲です。ルネサスは、あらゆるアプリケーションにおける周波数に対応できる水晶発振器を提供しています。
  • コア部の電源電圧: 水晶発振器のコア部に電源を供給するための電源電圧です。通常、システム内に存在する電源レールによって値が決まりますが、この項目が出力電圧のレベルに影響することもあります。ルネサスの場合、低消費電力の発振器では1.8V、2.5V、3.3Vの選択肢を提供しています。
  • 位相ジッター: 理想的なクロックエッジからのずれとして定義されます。ルネサスが提供する発振器では、高性能アプリケーション向けに12kHz~20MHzの積分範囲で位相ジッターのRMS値を120fsに抑えています。

水晶発振器についてと水晶発振器の交換

水晶発振器は、水晶の振動や圧電材料の機械的共振を利用して、正確な周波数の電気信号を発生させます。通常、その周波数信号は、システム内のデジタル集積回路に安定したクロック信号を供給するために使用されます。圧電共振子のなかで最もよく使用されるのは水晶です。一般に、水晶発振回路は共振器の電圧信号を受け取り、それを増幅して共振器に帰還することによって発振を持続させます。周波数出力のエネルギーが回路の損失と整合すれば発振を持続することができます。 ルネサスは、あらゆるアプリケーションのニーズに対応するために、数千種類のタイミング製品(水晶発振器IC、クロック発振器など)を提供しています。

ドキュメント

分類 タイトル 日付
概要 PDF 526 KB
概要 PDF 525 KB
概要 PDF 872 KB
ガイド PDF 7.95 MB
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