2022年3月31日

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:柴田 英利、以下、ルネサス)は、このたび、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)傘下のリフィニティブ・ジャパン株式会社が主催する「DEALWATCH AWARDS 2021(ディールウォッチ・アワード 2021)」の総合部門において、債券や株式を発行した優秀な発行体を称える「Issuer of the Year」を受賞したことをお知らせします。

 今回の受賞は、ルネサスが「買収に向け大規模増資と売り出しを完遂」したこと、また「初の社債をドル建てかつグリーンボンドで大型起債」したことが評価されたもので、「果敢な財務戦略で投資家基盤の強化と拡大につなげた」ことが選定の理由となっています。
 ルネサスは、2021年6月に、英国Dialog Semiconductor Plcの買収資金に充当するため、新株式の発行と株式の売り出しを行いました。加えて、2021年11月に初めて米ドル建無担保普通社債を発行し、資金調達手段の多様化・増強を図りました。その一部は、資金使途を地球環境への貢献が期待されるプロジェクトに限定して発行する「グリーンボンド」として設定されています。

 「DEALWATCH AWARDS」は、日本関連の資本市場の育成・拡大に資することを目的に1995年に設置され、「適正なプライシング、流通市場に移行した後の価格形成、資本市場の発展への貢献や創意工夫」などを考慮し、選定されています。
 
 ルネサスは今後も、責任あるグローバル企業として、長期的な視点で持続的な企業価値の向上に努めてまいります。


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