DDR4の処理性能、レイテンシ、消費電力最適化に関してIDTのリーダーシップを強固にする最新チップセット

2016年4月11日

IDT ®社(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は本日、4RCD0124Kレジスタ、4DB0226KA3データバッファ、TSE2004温度センサーが、Intel® Xeon®プロセッサE5-2600 v4製品ファミリベースのサーバ/ストレージシステムに搭載されるDIMMアプリケーションに完全対応していることが認められたと発表しました。Intel、Dell、Micronといったメモリーエコシステムの業界を牽引する各社から承認を受けています。

IDTのメモリインターフェース製品部門担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャであるRami Sethiは、次のように述べています。「IDTの第1の使命は、シグナルインテグリティ、容量スケーリング、故障の切り離しといった難しい課題に対処し、メモリーの性能と容量に関する限界を押し広げることです。IDTは、Dell、Intel、Micronといった業界リーダーとの密接な協業を通じ、Intel XeonプロセッサE5-2600 v4製品ファミリベースのOEMシステムに搭載されるDIMMアプリケーションにIDT製コンポーネントが対応しているか検証を行い、その結果、適格性が認められました。これにより、リアルタイムのデータ解析や、オンライン取引処理、作業負荷の仮想化など、さまざまなエンドユーザーアプリケーションにおいて、大幅な性能向上を達成できます」

Intelのデータセンター部門製品マーケティング担当ディレクタであるJennifer Huffstetler氏は、次のように述べています。「IntelとIDTは、JEDEC仕様や製品評価をはじめとして、近い将来を見据えた戦略的取り組みを積極的かつ幅広く実施してきました。そして今回、IntelはIDTと密接に協業し、Intel XeonプロセッサE5 v4製品ファミリを対象に、IDTのレジスタ、データバッファ、温度センサーの検証と評価を行い、比類のないメモリー性能を実現することを確認いたしました」

IDTのレジスタコンポーネントは、業界トップクラスのワットあたり性能を備えたRDIMM(Registered DIMM)ベースシステムを実現します。このレジスタと連携するIDTのデータバッファは、128GB/64GB/32GBのRDIMMをフル実装した場合に最大3TBのメモリー容量を実現します。また、IDTのデータバッファをLRDIMM(Load-Reduced DIMM)アプリケーションに用いた場合、フル実装システムにおいてトップクラスのメモリー帯域幅(GB/s)を実現できます。IDTのチップセットは、クラス最高のシグナルインテグリティを実現する革新的な機能を搭載しており、高密度のLRDIMMに対して大きな信号負荷がかかっている場合でも、最高速度での稼働を可能にします。

DellのPowerEdgeサーバソリューション部門担当ディレクタであるChad Fenner氏は、次のように述べています。「IDTは、Dellのメモリーエコシステムにおいて非常に重要な役割を担っています。Dellは、IDTの4RCD0124Kレジスタと4DB0226Kデータバッファを組み込んだRDIMMとLRDIMMが、Intel XeonプロセッサE5-2600 v4製品ファミリをベースとする最新のDell PowerEdge第13世代サーバに完全対応していることを確認いたしました。IDTは、帯域幅を大幅に高めるとともに、768GB以上の容量を搭載したシステムを対象とするLRDIMMアプリケーションの最適化を堅実にサポートしています」

Micronのマーケティング/コンピューティング/ネットワーキング事業部門担当シニアディレクタであるMatthias Buchner氏は、次のように述べています。「Micronは、IDTの4RCD0124Kレジスタと4DB0226Kデータバッファを採用して、Intel XeonプロセッサE5-2600 v4製品ファミリをベースとするサーバシステムに最大128GBのDDR4 LRDIMM、最大32GBのRDIMMを搭載しました。常に競争力に優れたIDT製チップセットを活用することで、Micronは、エンタープライズ市場やクラウド市場のお客様が求める性能、消費電力、容量の要件を満たすクラス最高の製品を提供することができます」

IDTの最新チップセットは、検証の結果、正式公開版のJEDEC仕様に完全準拠していることが確認されています。IDTのDDR4ソリューションの詳細については、www.idt.com/go/DDR4をご覧ください。

IDT社について

IDT 社(Integrated Device Technology, Inc.)は、顧客の用途に最適化したシステムレベルのソリューションを開発します。タイミング、シリアル・スイッチ、インタフェース、アナログやシステムに関する専門技術で市場のリーダーシップをとっています。これら技術を利用して、通信、コンピュータ、民生用電子機器、車載、産業用の分野で、特定の用途に完全に最適化したミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供しています。本社は、米国カリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点があります。IDT社の株式はNASDAQ Global Select Stock Market®市場で取引されています。証券コードは「IDTI」。IDTに関する詳しい情報はwww.idt.comをご覧ください。FacebookLinkedInTwitterYouTubeGoogle+ でもお調べいただけます。

  IDTおよびIDTのロゴは、Integrated Device Technology Inc.の商標または登録商標です。製品やサービスを特定するために使用されるその他のブランド名、製品名、マークは、各所有者の商標または登録商標の場合があります。

《本プレスリリースに関するお問合せ先》

日本アイ・ディー・ティー(IDT)合同会社

〒105-0012 東京都港区芝大門1-9-9 野村不動産芝大門ビル6F

マーケティング コミュニケーションズ 本田 真由美

TEL: 03-6453-3039 FAX: 03-6453-3011 E-mail: [email protected]

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