業界をリードするIDT社のタイミング・ポーフォトフォリオの新製品は、1個のデバイスで複数のシステムに対応可能、コスト削減を実現

2015年5月1日

 IDT®社(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は本日、低ジッターのユニバーサル出力ファンアウトバッファの5P11xxファミリーを新たに加え、業界をリードする同社のプログラマブルなタイミング・デバイスのポートフォリオを拡大すると発表しました。このデバイスは付加ジッターがわずか200フェムト秒と高性能であるとともに、設計エンジニアに優れた柔軟性を提供します。

 柔軟な出力により、エンジニアは複数種類の信号を利用するシステムの要件を1個のデバイスで満たすことができます。必要な部品数を減らすことができ、スペースとコストの削減につながります。このデバイス・ファミリーはいかなるレベルのクロック入力・出力生成も可能です。ユーザーがバッファの各出力の信号の種類と電圧を指定できるため、例えば、単一のデバイスにおいて、1つの出力でLVPECL、2つ目の出力でLVDS、3つ目の出力でLVCMOSといった供給が可能です。

 この高性能デバイスは、ハイエンドの家電製品、ネットワーキング、コンピューティング、産業用、通信、放送映像など、幅広い用途に最適です。

 「当社の新しいユニバーサル出力ファンアウトバッファのファミリーは、極めて低いジッターを実現し、お客様はSoCやFPGAの要件を満たすのに必要なさまざまな種類の出力を1個のバッファ・デバイスで実現できるようになります」と、IDT社タイミングおよびRF部門ゼネラルマネージャ兼バイスプレジデントのDave Shepard(デイブ・シェパード)は述べています。「これらの新機能をIDT社のタイミング・ポートフォリオに追加したことで、お客様が複数の基板や用途とともに1個のバッファ・デバイスを使用することで部品表(BOM)を削減することを可能にします。」

 IDT社の5P11xxバッファ・ファミリーにより、水晶、LVCMOS、または差動入力で、LVDS、LVPECL、HCSL、2つのLVCMOS出力というように、クロック出力を出力ペアごとに個別にプログラムできます。このチップは4つのユニバーサル出力ペアのほか、LVCMOSのリファレンス出力クロックに対応しています。出力周波数は、LVCMOSが1 MHz~200 MHz、差動出力が1 MHz~350 MHzです。出力電圧は出力ペアごとに個別に選択(1.8 V、2.5 V、3.3 V)できます。5P1103は2つのユニバーサル出力と1つのLVCMOS出力、5P1105は4つのユニバーサル出力と1つのLVCMOS出力を備えています。

 IDT社はすでに、超低ジッターのLVCMOSファンアウトバッファのファミリーを導入しています。こちらは、2 mm×2 mmという極めて小さなパッケージでクラス最高の性能を実現します。

 

IDTのクロック・タイミング・ソリューション

 IDT社は、タイミング分野向け半導体製品の世界的リーダーです。その製品ポートフォリオは、この分野の競合企業と比べて10倍以上の規模を誇ります。それにより、事実上あらゆるアプリケーション・ニーズに応えられる特別な企業としての地位を得て、業界で最大の市場シェアを獲得しています。IDT社は、タイミング分野で唯一の“ワンストップ・ショップ”として、完全なシステム・ソリューションから単体のクロック生成用デバイスまで、多様な製品を提供しています。工場からの出荷時に設定可能なオプションや、カスタマイズ可能なクロック・ソリューションによって個々のお客様の要望に応えるとともに、競合企業との差別化を可能にするジッターー性能や消費電力性能を備えた製品を提供します。各製品のサポートは、世界レベルの専門技術と責任感を併せ持つチームが担当します。業界をリードするIDT社のタイミング製品ポートフォリオについては、www.idt.com/go/timingをご覧ください。

IDT社について

 IDT 社(Integrated Device Technology, Inc.)は、顧客の用途に最適化したシステムレベルのソリューションを開発します。タイミング、シリアル・スイッチ、インタフェース、アナログやシステムに関する専門技術で市場のリーダーシップをとっています。これら技術を利用して、通信、コンピュータ、民生用電子機器の分野で、特定の用途に完全に最適化したミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供しています。本社は、米国カリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点があります。IDT社の株式はNASDAQ Global Select Stock Market®市場で取引されています。証券コードは「IDTI」。IDTに関する詳しい情報はwww.idt.comをご覧ください。FacebookLinkedInTwitterYouTubeGoogle+ でもお調べいただけます。

  IDTおよびIDTのロゴは、Integrated Device Technology Inc.の商標または登録商標です。製品やサービスを特定するために使用されるその他のブランド名、製品名、マークは、各所有者の商標または登録商標の場合があります。

《本プレスリリースに関するお問合せ先》

日本アイ・ディー・ティー(IDT)合同会社

〒105-0012 東京都港区芝大門1-9-9 野村不動産芝大門ビル6F

マーケティング コミュニケーションズ 本田 真由美

TEL: 03-6453-3039 FAX: 03-6453-3011 E-mail: [email protected]

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